アルバイトに大事なこと

大事なこととは

「紳士淑女にお仕えする私たちもまた、紳士淑女です。」これは、高級ホテルとして名高い「ザ・リッツ・カールトン」の社員が持っている「クレド」と呼ばれるカードに書いてあることです。この一言が同社のお客様に対する姿勢を表しているともいえるでしょう。つまり、「顔の見えないお客様ではなく、顔の見える一人の人間として、尊厳をもって扱うこと」の大切さを表しています。塾講師や家庭教師でも、一人の人間として接することは大事なことだと思うのです。生徒をただ「勉強を教えるだけの関係」だけではなく、「一人の日々悩んで、考えて、笑って、泣いてを繰り返している人間」として扱うことが、教える技術よりも、ずっと大事なことだと思っています。

大事なことは信頼関係

塾講師や家庭教師にとって一番必要なのは、「先生と生徒の信頼関係を築くこと」です。そうです、生徒を「子供」として扱っていたのでは、信頼関係は築くことはできません。あくまで、一人の人間として、尊厳をもって扱うことで信頼関係は築けます。文章では簡単に聞けますが、実際やってみると大変です。でも、生徒が自分に心を開いてくれるようになると、とても嬉しいものです。そうなると、「何が何でもこの子の努力を通じさせて、志望校に受からせたい」とやる気も出てきます。そこまでいくのは本当に大変ですが、がんばりましょう。私は高校時代、大学受験のためにとある予備校に通っていたのですが、そのときの教務の先生がとても親切な方でした。

大事なことは責任を伴う

自分の勉強法に関する悩みや、大学で何をやりたいのかという思いなど、本当にいろいろなことを話しました。それを全部(忙しいのに)笑顔で聞いて下さって、「大変なのにすごいなあ」といつも感心しました。その教務の先生がいたからこそ、私はなんとか大学に合格し、それ以降の人生があると思っています。そして、大学に入って落ち着いてから個別指導塾でアルバイトを始めました。そのときの塾長にも感謝です。アルバイトは、人を相手にする仕事である以上、大変なことも多いし、責任も伴います。責任感があまりに薄い人には向かない仕事でしょう。でも、はまる人は本当にはまるアルバイトです。仕事をしていて「どうにかしてこの子たちの笑顔が見たい」と思い出したら、きっとはまり始めた証拠でしょう。

教える仕事で大事なこと

さて、ここまでお話ししてきましたが、塾講師や家庭教師にとって一番必要なのは、「先生と生徒の信頼関係を築くこと」です。そして「この子たちの笑顔が見たい」と思えるようになるには容易なことではありませんが、できたら自分の自信になります。生徒のことを「顔の見えないお客様ではなく、顔の見える一人の人間として、尊厳をもって扱うこと」の大切さを分かって欲しいのです。確かに人に教えるアルバイトは本当に本当に大変でした。だけど、最後はあるプロジェクトのリーダーまでも任せてもらえるようになって、充実した仕事をすることができました。どうか、教える系、アルバイトがあなたにとって最高の人生経験になりますように思っています。